若洲フィッシングストア(レンタル・売店)は閉店しました
これから若洲海浜公園へ向かおうとしている方に、最も重要な事実をお伝えします。インターネット上の古い記事には「手ぶらで釣りに行ける」「現地で道具が借りられる」と書かれていることがありますが、その情報は現在正しくありません。
2025年8月末で営業終了!「手ぶらで釣り」はもうできない
公園内で長年、釣り竿のレンタルやエサの販売を行っていた「若洲フィッシングストア」は、2025年8月31日をもって閉店しました。
これまでは、財布と手ぶらで現地に行き、その場で道具を借りて釣りを楽しむことができましたが、現在はそのサービス自体が存在しません。もし道具を持たずに現地に行ってしまうと、何もできずにただ海を眺めて帰ることになってしまいます。
現地では「エサ」も「仕掛け」も買えません
「道具は友達のを借りるから大丈夫。でもエサは現地で買えばいいや」と考えている方も注意が必要です。売店の閉店に伴い、エサ(アオイソメやオキアミ)や、釣り針・オモリなどの仕掛け類を購入できる場所もなくなりました。
公園内には飲み物の自動販売機はありますが、釣具やエサの販売機はありません。また、若洲海浜公園は埋立地の先端にあるため、徒歩圏内にコンビニエンスストアもありません。「現地でなんとかなる」という考えは通用しない環境になってしまったことを、出発前に必ず認識しておいてください。
この記事ではレンタルができなくても釣りを行うために必要なことを解説しますが、東京湾には他にも釣り具をレンタルして釣りを行える施設が存在しています。初心者の方はそちらを利用するのもありかもしれません。
ここだけは注意!出発前に揃えるべき「2つのアイテム」
レンタルサービスは終了しましたが、若洲海浜公園が「魚が釣れる良い釣り場」であることに変わりはありません。これからは、以下の2点を事前に準備することで、これまで通り楽しむことができます。
道具は必須!電車派には「コンパクトロッド」が正解
レンタルが利用できない以上、自分の釣り竿(マイロッド)を持参する必要があります。 電車やバスで移動する大学生におすすめなのは、リュックサックに収納できる「コンパクトロッド(パックロッド)」です。
長い竿を電車に持ち込むのは周囲への配慮も必要で大変ですが、小さく畳める竿なら移動のストレスがありません。初期費用は数千円かかりますが、レンタル料(かつては1回1,000円〜1,500円程度)がかからないため、数回釣りに行けば元が取れます。これを機に、自分専用の道具を揃えてみるのもよいでしょう。
↑信頼と実績のダイワ。磯竿三号相当なのでサビキ釣りから大物狙いまで一本で対応可能。最初の一本にはもってこいです。
エサはどこで買う?「新木場駅」周辺での確保が絶対条件
最も忘れがちなのが「エサの確保」です。現地へ向かうバスに乗る前の、「新木場駅」周辺がラストチャンスだと覚えておいてください。
新木場駅構内や周辺のコンビニエンスストア(ファミリーマート等)では、釣り客向けに簡単なエサを扱っている場合があります。また、駅周辺の釣具店や、24時間稼働のエサ自動販売機を探して、必ずバスに乗る前に購入を済ませてください。「バスを降りてから買う場所はない」と心得ておきましょう。

若洲海浜公園周辺の釣り具・つりえさ販売店は、東京港埠頭株式会社がまとめています。上記引用画像の①【若洲フィッシングストア】で以前は釣り具のレンタルや釣り餌の購入が行えましたが、現在は閉店してしまっています。
また、新木場駅周辺で買う以外にも事前に買っていくという選択肢もあります。若洲海浜公園では撒き餌の使用が禁止(都の条例改正で撒きえさが使用可能になったという情報が流布し使っている人は多いのが実情ですが、公園の見解としてはNG)なので、イソメや付けエサを使用しましょう。また、振りかぶっての投げ釣りも禁止ですので、仕掛けはアンダースローで投入してください。
↑以前、公園での釣り具フルセットレンタルでは餌としてこれを使用していました。初心者でも扱いやすい練餌形状で実績も豊富、常温保存可能で値段も安価なのでおすすめです。
↑初心者用にはこんなのもあります。
↑イソメの常温餌としてはベストセラーのパワーイソメ。虫が苦手な人も触りやすいです。
「道具もエサも自分で用意しなきゃいけないなら、別の場所でもいいかな…」と思った方もいるかもしれません。しかし、たとえレンタルがなくなったとしても、若洲海浜公園は「初心者の釣り人」にとって、東京湾でトップクラスの優良釣り場であることに変わりはありません。
その理由を、アクセスの良さとロケーションの面から解説します。
新木場駅からバス1本!迷わないアクセス方法
多くの釣り場は「駅から徒歩30分」や「バスの本数が1時間に1本」といった過酷な場所にありますが、若洲は違います。
最寄りのJR・地下鉄「新木場駅」のバスロータリーから、都営バス「木11甲系統・若洲キャンプ場行き」に乗れば、約15分で釣り場の目の前(終点)に到着します。
バスの本数も比較的多く、週末には多くの釣り人やキャンパーが利用するため、迷う心配もありません。「電車とバスだけで、重い荷物を持って歩かずに海まで行ける」という利便性は、都内では非常に貴重です。
東京ゲートブリッジを一望!足場も良く安全な釣り場
若洲海浜公園の最大の魅力は、その圧倒的なロケーションです。目の前には巨大な「東京ゲートブリッジ」が架かっており、特に夕暮れから夜にかけてのライトアップは絶景です。釣りデートや、友人と語らいながら糸を垂らすには最高のシチュエーションです。
また、安全面も完璧です。護岸にはしっかりとした高い柵(フェンス)が設置されているため、海に落ちる心配がほとんどありません。足元も平らなコンクリートで整備されており、スニーカーで快適に過ごせます。
「売店がない」という不便さを差し引いても、この「絶景」と「安全性」と「アクセスの良さ」は、他の釣り場にはない大きなメリットです。
とはいえ不便になってしまったのは事実。「やっぱり道具を揃えるのは大変…」「もっと確実に釣れる場所がいい」という方には、少し遠くなりますが、レンタル完備で圧倒的に釣れるこちらの施設がおすすめです。
まとめ
最後に、今の若洲海浜公園を楽しむためのポイントを整理します。
- レンタルの終了:現地で道具やエサは一切手に入りません。
- 事前の準備:自分の竿(コンパクトロッド)を持参し、エサは必ず「新木場駅」周辺で買ってください。
- 魅力は健在:準備さえしていけば、アクセス抜群で安全な最高の釣り場です。
「手ぶらで行って現地で借りる」というスタイルは過去のものになりましたが、それは裏を返せば「マイ道具を持っていないライト層が減り、釣り場が少し快適になった」とも言えます。
自分専用の竿をリュックに詰めて、少しだけレベルアップした「自立した釣り人」として、若洲海浜公園を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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